( 英: Asu Temple、イ: Candi Asu )
9世紀中ごろに古マタラム王国 ( サンジャヤ王朝 ) によって建立されたとされるヒンドゥー教寺院。
プランバナン平原に同年代に建てられたプラオサン寺院やイジョ寺院と同様の彫刻が見られる。
この寺院が発見されたとき、シヴァ神の乗りものであるナンディ ( 瘤牛 ) の石像が出土しており、その様が犬のように見えたことから、ジャワ語で「犬」を意味する ” アス ” が寺院の名前に付けられた。
一辺が7.94mの正方形。西向きに作られており、土台部分は2.5m、寺院の部分は3.35m。現在は土台部分と寺院の一部しか残っていない。また発見された時点ですでに崩壊していた寺院上部はドーム型であったと考えられている。
寺院の建設目的や使用用途など、詳しいことはわかっていない。
近隣にあるペンデム寺院とルンブン・スンギ寺院と合わせ、スンギ寺院群と称されている。
【 基本情報 】
入場料 | 無料 |
営業時間 | 7:00 ‐ 18:00 |
【 行き方 】
公共交通機関はありません。ボロブドゥールから車またはバイクをチャーターしてお出かけください。ボロブドゥールから車またはバイクで30分ほど。
ツアー情報 ー
【ボロブドゥールエリアのすべての遺跡をめぐる】ボロブドゥール・遺跡フィールドトリップ
アス寺院だけ行くなら、ボロブドゥールから車チャーターで。